フェイスボール2000
ジャンル:アクション
メーカー:リバーヒルソフト
定価:4,500円
人数:1〜2
簡素ながらも、3Dグラフィックスを構成するポリゴン(多角形)によって対象物の距離や大きさを表現する「フラットシェーディング」を採用した、ゲームギア初期の3D視点アクション。現在でいうFPS(ファーストパーソン・シューター)に近いゲーム内容で、3D迷路内を進みながら、迫りくるスマイリーフェイスのような敵に弾を撃ち込み倒していく。
敵の体当たりを受けるたびに画面内の表情アイコンが曇っていき、一定回数のダメージでミスになる。アイテムを取得することで弾が強化され、特定の壁を破壊して新たなエリアへ進めるなど、探索要素も備えている。
メインのシングルモードに加え、アリーナモードでは制限されたフィールド内で敵をすべて倒すバトルロイヤル形式のステージも用意されている。
現代のFPSと比較すると、マップでの方角の確認が難しかったり、全体のボリュームが少なかったりといった粗さもあるが、ゲームギアという限られたハード環境で3D表現を実現した意欲作。
さらに通信ケーブルを使用すれば、ゲームギア同士でのFPS対戦プレイも可能となっている。
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平均評価: 1 レビュー
Jul 3, 2025
対戦できるフレンドがいれば・・・
当時中古でジャンク品同様の値段で売っていたので面白半分で買いました。まさか今のようなプレミア価格になるとは夢にも思わず。
マリオカートの風船割り+鬼ごっこのような遊び心地で、ソロだと飽きが来るけれど、プレイヤー同士通信対戦できたら相当楽しかったはず。もちろん当時本作はもちろんゲームギアすら所持しているフレンドが近くにそうそういるはずもなく・・・(笑)
ゲームギアの可能性を感じたものでした。