タントア〜ル


発売日:1994年4月22日
ジャンル:パズル
メーカー:セガ
定価:3,800円
人数:1〜2

1993年に稼働開始されたアーケード版がオリジナルの、ミニゲーム集の先駆け的作品。

プレイヤーは探偵となり、ミニゲームを出題してくる脱走犯を追いかけていく。回転するルーレットで4つのパネルのうち一つを選び、パネルに応じたミニゲームが開始される。制限時間内にカエルを操作して一筆書き風にパネルをめくっていくものや複雑な迷路を抜けていくもの、高速で通過する被写体を写真に収めたり、ストップウォッチを指定の時間に止めたりといったタイミングや動体視力を求められるもの、動物の鳴き声の順番を当てたり、パネルに描かれた絵の位置を覚えてから出題された絵の場所を当てたりといった記憶を求められるものなど全10種類以上のミニゲームがある。ゲーム中ミスをするとハートが減っていき、全て失うとゲームオーバーになる。ミニゲームによっては一つのゲーム中に複数のハートを失ってしまうケースもある。ステージの最後にはカーチェイスなどのボスバトルが開始される。「LUCKY」のパネルを選ぶとハートのパネルが1つ獲得でき、3つ集めるとプレイヤーのハートが一つ増加、最大5つまでハートを所持することができる。

モード選択画面で1、2ボタンを押しながらスタートボタンを押すとサウンドテストが開始される。続編に「イチダントア~ル」がある。

ゲームギア版は同時期に発売されたメガドライブ版からいくつかのミニゲームが除外されている。

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平均評価:  
 1 レビュー
by 街角ぞんび
ゲームギアにピッタリな内容

バッテリーによる稼働時間が限られるゲームギアにおいて、非常にコンパクトに纏まったミニゲーム集はバッテリー残量を気にせず短時間で終わらせることが出来る、まさに携帯ゲーム機にうってつけのジャンルだと思う。本作品は業務用メガドライブ上位互換ボードからの移植でどれも単純明快ながらも判断力や視認力、聴力、反射神経を要求され、程よい脳への刺激がボケ防止にも繋がりそう。
コンペでは各ミニゲームを選んで好きなだけ遊び倒すことが出来る。難易度も選べるのでここで練習するも良し、待ち合わせのちょいプレイに興じるも良し。
ストーリーモードではボナンザブラザーズチックなコミカルキャラが織り成す脱走犯追跡ストーリーを背景に、ミニゲームをクリアーし犯人を追い詰めていく。ステージをクリアーするとボーナスゲームにチャレンジできる。飛行機に乗ってロケットを避けながらお金の入った風船を取って行く内容だが意外と難しい。成績が良ければライフが貰える。
ゲームギアのハードの特性上からか、業務用/メガドラ版から幾つかのミニゲームが除外されているものの、何処でも気軽に遊べる非常に優秀な作品だと言える。