タロットの館


発売日:1991年3月8日
ジャンル:その他
メーカー:セガ
定価:3,500円
人数:1

ゲーム要素はなく、分野の異なる3人の占い師によるタロット占いを体験するという内容のソフト。使用するのは「大アルカナ」と呼ばれる22枚のタロットカード。最初に占いを始める前には、「心を静めて集中してください」と促され、同じ質問を繰り返して占うと効果がなくなるという注意も与えられる。

物語は、ある日、見慣れた場所に突如として現れた「タロットの館」で占いを受けることになるというシチュエーションで展開される。

登場する占い師は3人。恋愛運を占うナナ、成績(学業)や仕事運を占うレジナ、そして総合運勢を占う老人風のルド。それぞれの得意分野に応じて占ってくれる。プレイヤーが自分の星座を選択するとシャッフルが始まり、配置されたタロットカードの並びから、それぞれの占い師が結果を読み上げてくれる。なお、ルドは気分屋で「今日は気分が乗らない」と言うこともあるが、そのまま占いは進行する。

占いの所要時間は1〜2分程度と非常に短く、ゲームギアの中でも特にプレイ時間が短いタイトルとしてしばしばネタにされることも。占いが終わるといきなりスタッフロールが流れて終了となる。


レビューを書く
1
2
3
4
5
投稿する
     
キャンセル

このゲームの評価・レビューを書く

平均評価:  
 1 レビュー
by jigokuthunder
何故買った当時の俺

ゲームギアのソフトラインナップの中でも異色のタイトル「タロットの館」
内容はもう純粋にタロット占いができる!とそれだけで済んでしまう感じなのですが、妙に大きく感じる文字、ひらがなとカタカナが混じって独特の感じを受ける占い結果など画面構成がなんとなく印象的。星占いとかでなく、タロット占いというところに若干の説得力あり、というところ。
今なら無料携帯アプリで余裕で出来そうな感じ。
ゲーム内容とは関係無いのだが、当時学生だったのでゲームギアともども、このソフトを学校に持っていったところ、女子の間でちょっとした評判になり「それ貸して!」というコミュニケーションが成立!学生時代の美しい思い出を自分に与えてくれた。
ゲームと思い出が密接にリンクしているのが、携帯ゲームならでは!という感じで、我ながらいいエピソードではないだろうか。