フェイスボール2000
ジャンル:アクション
メーカー:リバーヒルソフト
定価:4,500円
人数:1〜2
簡素ではあるものの、3Dグラフィックスを構成するポリゴン(多角形)により、対象物の距離や大きさを表現するフラットシェーディングが採用されている。3Dの迷路を進み、迫ってくるスマイリーフェイスのようなシンプルな形状の敵に弾をぶつけて倒しながらゴールを見つけるといった、今でいうFPS(ファーストパーソンシューター)。敵からの体当たりを受け続けることで、画面に表示される表情が曇っていき、何度かダメージを受けることでミスとなる。アイテムを取ることで弾が強化され、特定の壁を破壊できるようになり、行動範囲が広がっていく。
シングルモードの他にアリーナモードがあり、決められたフィールド内でスマイリーフェイスをせん滅することでクリアとなるバトルロワイアル的な形式となっている。
現代のFPSと比較すれば、地図を開くとどちらの方角を向いているのかが分かりづらかったり、そもそものボリュームが少なかったりといった点はありつつも、3D映像表現をゲームギアで実現し、ハードの可能性を示した作品。
通信ケーブルを使用することで、ゲームギアでFPSの対戦が実現できる。