GPライダー
ジャンル:レーシング
メーカー:セガ
定価:3,800円
人数:1〜2
セガ製のバイクレーシングゲーム。モードはアーケード、トーナメント、グランプリ、ワールドツアーの4種類。全14のコースが用意されており、オーストラリア、マレーシア、日本、スペインなど多彩なロケーションが登場。天候による路面状況の変化もゲームに影響を与える。
プレイヤーはトルク、トラクション、セーフティの異なる特性を持つ3台のバイクから1台を選び、レースに挑む。
元は1990年にアーケードで稼働したライドオン筐体のゲームで、実際のバイクを模した筐体にまたがって操作する直感的かつリアルな操作感が特徴。映像も滑らかで、実際のオートバイライダーからも「リアルなオートバイシミュレーション」と評価された。ハンドル型コントローラーのアップライト筐体も存在する。
後にセガマスターシステムにも移植されているが、こちらは画面が上下に分割され、対戦相手が同時に表示される仕様となっている。
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同名アーケードからの移植で単に名前だけ継承したGG版スーパーモナコGPと違い、こちらはアーケードモードにてゲーセン版と同じコースを走れる他、お馴染み世界14カ国のサーキットを走るグランプリ、14カ国から好きなコースを自由に選べるトーナメント、そしてあの”スーパーハングオン”を模したワールドツアーがあり、4つのステージ数の異なるクラスを選び、280Kでターボ加速が使えたりできるモードがあって非常にお徳感のある一品である。グラフィックも全体的にスーパーハングオンっぽいデザインでGG版アウトランよりも綺麗な印象を受けた。欧米SMS版が上下ニ分割のマイカード ハングオンII 状態だったのとはえらい違いである。
だがしかし、S字コーナーでは余りにも急過ぎて対応できない切り替えしの表現や、ライバルへの接触=コースアウト=クラッシュという避けられないミスによって非常に走り難く、爽快感の薄い作品になってしまっている。