炎の闘球児 ドッジ弾平
ジャンル:シミュレーション
メーカー:セガ
定価:3,200円
人数:1
1990年、空前のドッジボールブームの火付け役となった漫画「炎の闘球児ドッジ弾平」のコマンド型シミュレーション。
基本的な操作は、ボールを所持したキャラクターが相手の「キャッチ」と「かいひ」の能力を少しずつ削りながらヒットを奪い、コート内のプレイヤーを時間内に多く倒すか、全滅させたチームが勝ち。それぞれのパラメータは数値化されておらず星の数で表示されているため、相手の状態は大雑把にしか把握できない。味方メンバーは「ガッツ」という包括的なパラメータを維持しながら戦い、この数値が下がってくるとヒットを受けやすくなる。
当時ファミコン「キャプテン翼」は同じくコマンド式のシミュレーションゲームで人気を博していたものの、本作においてはルールが曖昧で運に依存するため、勝手も負けても納得感の薄いものとなる。ストーリーモードではが進むごとに投法が増えていく。チームメンバーなど主要なキャラクターが必殺技を使うとカットインが表示されるものの、相手にあっさりと避けられて終了になることも往々にしてあるため、使い所が悩ましい。
タイトル画面で1ボタンと上ボタンを押しながらスタートボタンを押下し、試合が始まったら2ボタンとスタートボタンを押すことでなぜか自チームの勝利となる裏技もある。
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ドッジボールブームの火付け役的作品。キャプ翼的なシミュレーションだったファミコン版が印象的だったのでゲームギア版を買ったら、うーん…。弾平愛が強ければ楽しめるけれど、いまいちルールが不明瞭で2〜3パターンのショットをジャンケン的に使い分けてヒットを狙うだけ。ヒットを奪われた時の納得感も薄く、勝ったら勝ったで何が決め手だったのかよく分からず。必殺ショットで短いカットインが入った時は当時少し嬉しかったかな。贔屓目に見て星3つ。