魔法騎士レイアース2 ~making of magic knight~


発売日:1995年8月4日
ジャンル:シミュレーション
メーカー:セガ
定価:4,800円
人数:1

同じゲームギアで発売された前作がRPGだったのに対し、本作は53人の主人公たちを50日間で立派なマジックナイト(魔法騎士)へ育成する育成シミュレーションゲーム。

プレイヤーは「剣術」や「美術」など8種類の訓練コマンドから選び、1回の訓練ごとに1日が経過する。体力や気品などのパラメータを成長させ、50日経過時点の能力によって最終的な職業が決まる。

訓練方針は「厳しめ」「普通」「優しめ」の3パターンから選べ、上限値の伸び幅に差がある。しかし厳しい訓練を続けると主人公の機嫌が悪くなり、機嫌が直るまではパラメータの上昇が抑えられ、場合によっては失踪してしまうリスクもある。

期間中には武闘大会やダンス大会といったイベントも発生し、主人公3人の中からルーレットで参加者が決定。各イベントで関連パラメータが高いと、アイテム入手やパラメータ大幅アップなどのボーナスが得られる。

最終目標はマジックナイトへの育成だが、成長の仕方によっては剣士や魔術師など他の職業に分岐する。主人公3人すべてを同時に魔法騎士に育てるには高度な知識と戦略が求められるため、難易度は高い。

ゲームギア後期に発売され、システム面・グラフィックともに高いクオリティを誇り、キャラクターゲームとしても高評価を得ている。

また、エンディング後には前作「マジック騎士レイアース」のタイトル画面で特定のキーを入力することでミニゲームが遊べるという裏技を教えてもらえる。


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平均評価:  
 1 レビュー
by ぺス
バランス良し、やり応えもあり。

プリンセスメーカーなどブームの最中に登場したレイアースの育成SLG。
最終目標は魔法騎士であるけれど、難易度はかなり高かった印象。探偵とか農民とか画家とか最終的に出来上がる職業もバリエーションが多く、やりごたえはあった。ゲームバランスもしっかり作られている。普段SLGに慣れないプレイヤーには慣れるまでパラメータ管理とか試行錯誤が必要かも(それが楽しいのだけれど)。
原作ファンは敢えて魔法騎士以外の職業にさせるのも楽しそう。