女神転生外伝 ラストバイブル


発売日:1994年4月22日
ジャンル:RPG
メーカー:セガ
定価:5,500円
人数:1

人気RPG「女神転生」シリーズの外伝的ポジションにあたるタイトルで、シリーズ本編の3D視点ではなく2Dの見下ろし型視点を採用。1992年12月23日にゲームボーイ版から移植され、一部仕様が調整されている。

イベントシーンにはカットインが挿入され演出面が強化されたが、ゲームボーイ版にあった対戦機能はカットされた。移動時にボタンを押しながら進むことでダッシュが可能になり、操作性やテンポが改善されている。

シリーズの代名詞である悪魔との交渉や合体システムは健在で、フィールド各地に散らばる「ほね」を集めてレアな仲魔を仲間に加えたり、特定条件でのみ入手可能な協力魔法を探すなど探索の手応えもある。

仲魔はレベルアップしないためパーティの強さは構成次第で大きく変化。悪魔合体では稀にミューテーション(変異)が発生して通常より強力な仲魔が誕生する試行錯誤の楽しみもある。

本編の「真・女神転生」シリーズに比べSFやファンタジー色がやや強めながら独特のダークな世界観は健在で続編にも受け継がれている。システムやゲームバランスも安定しており遊びやすく、移植ながら完成度が高く根強い人気を誇る一本。


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平均評価:  
 1 レビュー
by wrongman
ゲームギアでメガテンをするには十分遊べる

懐かしいですね。結果的にうまく移植されているけれど、仲魔との交渉はやや大雑把。仲魔のランクも一次元的に並べられているので、主人公よりも強い仲間をパーティーに加えることもできて、それはそれで楽しい。
多少大味な部分はあるけれど、ゲームギアでメガテンを遊ぶには許容範囲内。
今のメガテンとは違ったダークなシナリオもオリジナリティがあって好み。
ゲームギアRPGの中では良い出来の部類なんじゃないでしょうか。