ペンゴ


発売日:1990年10月6日
ジャンル:パズル
メーカー:セガ
定価:3,500円
人数:1

アーケードで人気を博したアクションパズルゲーム『ペンゴ』が、初めて家庭用に移植されたのがこのゲームギア版。主人公はペンギンの「ペンゴ」で、氷のブロックを蹴って敵キャラ「スノービー」を押しつぶして倒していくシンプルながら奥深いゲーム性が特徴。敵を一度に複数体倒すとボーナス点が加算され、戦略的なプレイでスコアを稼ぐ面白さがある。

画面の外壁前でボタンを押すと壁を揺らすことができ、接触中のスノービーは一時的に麻痺。その隙に触れることで捕獲でき、追加得点につながる。さらに、ステージ内に配置された3つのダイヤモンドブロックを一直線に並べると全スノービーが麻痺状態になる上、ボーナスも加わるため、単なる敵退治だけでなく配置やタイミングも重要になる。

ゲーム画面は1画面完結でわかりやすく、携帯機との相性も良好。限られた空間での駆け引きが熱く、当時のアーケードファンはもちろん、新たなユーザーにも魅力的な内容だった。一部でスノービーがペンゴをすり抜けてしまうバグも報告されていたが、プレイに支障をきたすほどではなく、むしろ攻略の緊張感を生む要素として記憶に残る。

アーケード登場から8年後にようやく実現した移植として、ファンからの支持も厚く、ゲームギア初期タイトルの中でも高評価を得ている。シンプルながら中毒性のある一本。

プレイヤー数&ステージセレクト:タイトル画面で上、1、2を押しながらSTARTを押すと、プレイヤー数とステージを選択することができる。


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 1 レビュー
by jigokuthunder
待ちに待ったペンゴ!

ゲームギアのローンチタイトル3本のうちの1本がこのタイトル「ペンゴ」
古参アーケードゲーマーにはお馴染みのタイトルであり、ポップなキャラクターと軽快なBGMで当時からかなり人気のあったタイトルではある。しかしながら、ローンチに「ペンゴ」?と若干思ったものの、別ハードへの移植も無かったので迷わず購入!
なんかキャラの大きさ、ブロックの大きさに違和感を感じつつも、「これがカラー携帯機だぜ!」と言わんばかりに持ち歩いて結構遊んだ。ダイヤモンドブロックを揃えるというパズル的要素も入っているところが何気にペンゴのすごいところで、深いゲーム性を実現している。
名作、とは言わずとも良作、レベルにはあげていいと思うが、今だに「ローンチで、ペンゴ?」という疑問は抱え込んだまま。