ロイアル・ストーン 開かれし時の扉
ジャンル:RPG
メーカー:セガ
定価:4,800円
人数:1
前作『アーリエル』の流れを受け継いだシミュレーションRPG。当時人気を集めていたイラストレーター・九月姫による可愛らしいパッケージとは裏腹に、人間同士の争いや陰謀、裏切りなど、人間の業を描いた重厚でドラマチックなストーリーが高く評価されており、ゲームギアのRPG作品の中でも特に人気の高い名作。
同じゲームギアのシミュレーションRPG『シャイニング・フォース』シリーズが、すばやさ順にキャラクターが行動するのに対し、本作は敵味方が交互に行動するターン制を採用。また、ファイアーエムブレムのように戦闘中に倒れた仲間は復活できず、緊張感のあるバトルが展開される。さらに、相手と戦うか魔法を使うまでは正体が分からないという独自のシステムも大きな特徴となっている。
経験値によるレベルアップに加えてクラスチェンジによる成長も可能で、一部のモンスターは一定確率で仲間に加えることができる要素もある。
ゲームギア後期の作品だけあって、グラフィックや演出面のクオリティも高く、操作性やテンポの良さといったユーザビリティの面でも評価が高い、完成度の高い一本。
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ストーリーは欝展開であまりにも悲惨。ドット絵グラフィックが美しく、OPのイベントシーンが素晴らしい。また戦闘のアニメーションもかっこいい。キャラの属性相性など戦略性も高く爽快感もある。ゲームギア屈指の名作といえる
パッケージのイラストから想像もできない鬱ストーリー。大河系ストーリーの重厚感もシステムも、シャイニングフォースよりも好き。これをゲームギアミクロにラインナップしてくれたのは流石のセンス、制作側に感謝。
それにしてもゲームギアのRPGはシャダムクルセイダーと良いモルドリアンといいどれも一癖あるけれど面白いから侮れないですね。