シャダム・クルセイダー ~遙かなる王国~
ジャンル:RPG
メーカー:セガ
定価:5,500円
人数:1
アラビアンアイトを思わせる世界観を持つオーソドックスな2D見下ろし型ロールプレイングゲーム。
ストーリーの進行に伴いメンバーが加入していく。それぞれのメンバーには特有のコマンドが用意され、戦略的な戦闘が楽しめる。キャラクターによってはレベルアップ方式ではなくアイテム使用によるステータスアップ方式や、フィールドに隠された石碑を見つけることで新たな魔法を身につけたりといった育成、強化システムがある。
本作の特徴といえば、フィールドやダンジョンなど場所を問わず、歩いた場所が自動で記録されるオートセーブ機能が備わっており、セーブ、ロードの煩わしさから解放されている。特定のボスにおいては撃破時にサンプリングされた断末魔の音声が再生されるなど前衛的な試みも見られる。
主人公の名前が固定で「おうじ」だったり、当時パッケージに同封されていた説明書(マニュアル)には、当時開発メンバーが皆いかに不幸だったかといった不平不満が綴られており、せっかく購入したプレイヤー達を不安な気持ちにさせたりと多少の空回り感も見られるが、ゲームそのものは極めて品が高い。
タイトル「Defenders of Oasis」として海外へも展開されており、主人公の王子が美男子キャラから一変して上半身が裸で筋肉隆々のビジュアルになっている。
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当時あれこれソフトの選択肢が無かったこともあって、メチャクチャやり込んだ。
オートセーブは画期的だったけど、一度ストーリーを進めてしまうとやり直しが効かなかった。魔人のドーピングの成長システムはよくわかっていなかったから、最後の方は弱くてただの足手まといだった。
でも、一国の王子が仲間と国を取り戻すという超王道のシチュエーションには子供ながらにワクワクしたし、夢中になって遊んだ記憶がある。バランスも悪くなかった。
そしてこんなサイトがあったとは。まだあまり活発ではなさそうですが、今後もちょいちょい覗きにきてみます。